Info 04 サポートページ

本書をご購入いただきました皆様には厚く御礼申し上げます。100部ほど持ち込み 致しましたが、13時前に完売すると言う事態になってしまい、大変申し訳なく思って おります。

お詫び

本当は今回発行号でBGP徹底解説・中編を掲載して、あるprefix のステータスに 変動が発生した場合にどのようにwithdraw/updateが送出されるのかを解説し、 「なんだかBGPってどう動いているのか良くわからない」という疑問点を解消しよ うとしていました。しかしながら原稿執筆がまったく間に合わずに今回発行号に は載せれませんでした。
#実はRFCを最初から読み直していて時間がなくなってしまったとも....

あまりに申し訳ないので、こちらのサイトで内容を掲載したいと思います。時期 的には2005年2月頃までに中編全体を載せることを目標としています

OSPFの場合は、同じトポロジ情報を各ルータで共有し、そこからダイクストラ アルゴリズムにより最短経路を検索するということでわかりやすいのですが、 BGPの場合は隣接からもらってきたupdateをデータベースとして保持はせず、 Best pathであると認識した「もの」だけを保持するという違いがあります。 このため、インターネットのような大規模なルーティング情報も、最終的には ベストパスだけを記載した表を1個だけ持っていればいいことになり、非常に コンパクトに(といっても今は最大15万経路ぐらいあるのですが)扱うことがで きます。

このことを理解すると、Cisco ルータがなぜデフォルトで
show ip bgp neighbor xxx.xxx.xxx.xxx advertised-routes
をサポートしているにもかかわらず、
show ip bgp neighbor xxx.xxx.xxx.xxx recived-route
はサポートしていない(soft-reconfigurationの設定が必要になる)かが ちゃんと理解できるようになると思います。

このあたりの、「動作の本質を正しく理解する」ことを目的として書かれた BGP本はなかなか見たことがないので、大変有意義なドキュメントになるの ではないかと思います。

補足

発行誌中の内容について補足させて頂きます

静岡・沼津ZAについて

本文中で、 日本電信電話株式会社の事業の引継ぎ並びに権利及び義務の承継に関する実施計画案の概要 を紹介しましたが、その中で地理的条件から県内2重帰属とならない拠点として、 四国4県と静岡県が取り上げられています。しかしながら、その後の検討で静 岡県も県内2重帰属になりました。 これは こちらで確認できます。余談ですが、この日本交信網の長期増分費用モデルの 資料ページにはいろいろと興味深い内容があります。

SMFとDSFについて

SMFとDSFの違いについて簡単に記載させて頂きましたが、DSFでは波長多重が あまり効かないこともあって、特にダークファイバを利用する通信事業者から 嫌われています。 しかし、このDSFの採用はπシステムなどと違い、当時の判断としては妥当な ものであったと思われますので少し補足させて頂きます。

手元に平成9年1月の電子情報通信学会誌があるのですが、この中で山梨大学工学部 電子情報工学科の高原幹夫氏が「光TDMか光WDMか」という記事があります。 光ファイバで長距離伝送する場合には、結局のところ分散による光パルスの崩れが 問題になってくるわけで、平成9年当時の見通しでDSFの零分散波長を使えば10[Gbps] での長距離伝送は比較的容易に実現できる見込がありました。これに対してWDMを用 いる場合は、伝送用量の点でメリットがあるものの、コストや長距離化については まだまだ課題が多かったわけで、『WDMはファイバを用いた究極のシステムであるので 将来は当然その方向に進むと考えられるが、長距離伝送を考えると現在はまだTDMの 時代であろう』と書かれています。

この分野の技術進歩は激しいので、長距離用ファイバーとしてDSFを敷設していった ことは一概には悪いこととは言えないと思われます。πシステムの場合はDSLに対する ISDNの劣勢が明確になっても設備を打ちつづけたという問題がありますが、DSFに関 してはDWDMの普及が見えはじめて以降は敷設されておりませんので、同列には議論 できないと思われます。
#とは言っても、借りたい区間にDSFしか残っていないと痛し痒しなんですが...


URLリスト

引用元を示すために多数のURLを脚注に記載していますが、非常に長いものも 多く手入力するのは相当大変です。そのため、以下にURLリストを用意しました。 なお、このURLは2004年12月30日の情報に基づいていますので、変更されてしまっ ていたり、アクセスできなくなってしまっている場合があるかもしれません。

日経バイト 平宮氏
http://itpro.nikkeibp.co.jp/prembk/NBY/techsquare/20040921/1/


Janog8 イーアクセス岡本氏の発表
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog8/log/okapon-darkfiber.txt


TTC SL専門委員会 スペクトル管理SWG
http://www.ttc.or.jp/j/info/dsl/dsl.html

Yahoo BBの電話サポート未定時(アーカイブ)
http://web.archive.org/web/20011024173611/http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/gaiyou/service.html

Yahoo!BBのネットワーク構造の解析
http://www.musicae.ath.cx/xdsl/netinfo.html


日立電線 XGMC-1101L-IFS
http://www.hitachi-cable.co.jp/infosystem/gmx/XGMC-1101.stm


日本電信電話株式会社の事業の引継ぎ並びに権利及び義務の承継に関する実施計画案の概要
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/denki/990216j601_01.html


別表6 再編に伴う網改造
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/denki/990216j601_01.html#006


トランクポート等の平成17年度接続料金等の認可申請について
http://www.ntt-east.co.jp/release/0411/041118_1.html


NTT東西 接続料算定根拠「土地建物」
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/021218_2.html

OCN ハウジング接続用サービス
http://www.ocn.ne.jp/business/housing/cn/building/#nonnoc


NTT-AT OPTIPOPシリーズ
http://www.optipop.net/product.html


IP-VPNのスケーラビリティー(NTTデータの松田氏)
http://www2j.biglobe.ne.jp/~ClearTK/atm_fr/m010331.htm

局舎リスト

本文中で述べたNTT東西の局舎一覧をcvs形式にしたものを以下に置いています。 これらの局舎は電電公社債や電話加入権を原資にして作られていますので、 他事業者も含めてきちんと活用することが公共の福祉にかなうのではないかと 思います。
NTT西日本 局舎リスト

NTT東日本 局舎リスト


虫つくろい

印刷完了後、以下の誤りを発見致しました。お詫びして訂正させて頂きます。

・表紙の「2004 Winter」が左揃えになっている(4冊に1冊の割合)


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